タイの即席麵のことを知ったら麺料理事情が知りたくなった!
今日は、タイの麺料理のバリエーションをご紹介します!
前回の記事で、タイの麺屋さん(屋台)には、3種類の麺が並んでいることが多いことをご紹介しました。
- 米の麺(クイッティアオ(kǔay tǐaw))
- 小麦の麺(バミー(bamìi)
- 即席麺(マーマー(maa mâa))
米の麺は更にその太さや形状によって数種類に分けられています。
一気にご紹介します!
タイの麺の種類
- 太麺(セン ヤイ(sên yài))
- 細麺(セン レッ(ク)(sên lék))
- 極細麺(セン ミー(sên mìi))
このあたりはメジャーどころですね!
セン ヤイはきしめん程度の太さで、もちもち感がくせになります。あんかけや炒める麺料理によく使われます!
セン レッ(ク)は、茹でてヨシ、炒めてヨシのオールラウンダーで、最もベーシック
な麺と言って良いかと思います!
日本人にもファンの多い「パッタイ(phàt thai))」に使われるのも、セン レッ(ク)ですね。センミーは、春雨ほどの太さの少し縮れた麺で、スープがよく絡むので、濃いめのスープに合わせられることが多いです。
次は中級編!
- 短いくるくる麺(クゥェイ ヂャッ(プ)(kǔay cáp))
- 短い中太麺(ギィァ(ム) イー(kîam ǐi))
どちらも中国にルーツがあり、クゥェイ ヂャッ(プ)は、米粉で作った生地を平たく伸ばした後に茹でてくるくると丸まったものです。豚の内蔵や血を固めたものを具に入れて食べることが多いです。
ギィァ(ム) イーは、細めのうどんのようなものをちぎって短くした麺で、ぷにぷにした食感が特徴です。透明なスープで、魚のつみれなどを一緒に食べることが多いです。
最後に、番外編!
米粉の麺ではないですが、忘れてはいけない麺たちがあります。
- 春雨(ウン セン(wún sên))
- 魚麺(セン プラー(sên plaa))
- そうめん(カノム ヂーン(khanǒm ciin))
ウン センは「ヤムウンセン(春雨サラダ)」でおなじみですね!
セン プラーは、その名のとおり魚のすり身を麺にしたもので、日本の魚そうめんを少し太くしたような麺です。食感はかまぼこに近く、あっさりとしたスープにあわせることが多いです。
みなさま、いくつ知っていましたか?タイの麺料理は本当に奥が深いです!