タイの傘祭り!傘をさすことが少ないタイでなんで傘祭りがあるの?
今日はタイ語の勉強を離れて、ちょっとタイのことでもご紹介。
タイトルにあるように、タイには傘祭りと呼ばれる「ボーサーン傘祭り」が行われています。時期は毎年1月の第3金曜日から日曜日までの3日間です。
同時に「サンカンペーン工芸品フェスティバル」も行われ、多くの人が訪れるお祭りです。
内容としては、「サー」と呼ばれる木から作るカラフルな唐傘の展示から扇子や傘への絵つけコンテストなどがあります。
2019年も1月に行われるでしょうから、気になった方は一度観光に行ってみてはいかがでしょうか?
ボーサーン傘祭りとは
チェンマイ郊外のボーサーン村で行われるのですが、この地域って傘を作ることがすごく盛んな地域なんです。そして、何よりも傘がカラフル!赤でも青でも黄色でも!いろんな色のカラフルな傘がたくさんあります!
そして、そのカラフルな傘を年に1回展示したりコンテストで競うのが、ボーサーン傘祭りです。
お祭りの3日間は至る所に傘があります。傘を開いて色鮮やかな傘をこれでもか!ってぐらい見せているので、町中がものすごくカラフルな明るい街になっています。
実際行ったことはないですが、「ボーサーン傘祭り」で調べるとすぐに街の風景とかがでてくるので、どれだけカラフルなのか、よくわかります!
なんで有名になったの?
チェンマイといえば観光でも人気の地域ですが、昔はそこまで傘が有名だったわけではないようです。
1975年に米国内で開催された旅行展示会で、タイ国政府観光庁がその色鮮やかなボーサーンの傘を飾ったのをきっかけに、その存在が世界的に知られるようになりました。
最近、タイ旅行に行く人だとカラフルな傘祭りは聞いたことがあるのかもしれませんが、40数年前は知名度も低かったんですね。
やっぱり国として力を入れると、世界でも観光地として認識されやすいですね。しかも、あれだけカラフルなら確実に展示会でも目に留まりますしね。
でもタイで傘を使っているのをほとんど見ない
傘祭りで賑わうことのあるタイですが、実際に使用されることは少ないみたいですね。
雨季になると、スコールや雷が激しく日本のスコールなどとは比べ物にならないです。
結局、突然の雷雨に見舞われると外出しませんし、そもそもすぐに雨が止むことが多いので傘を持ち歩くほうが帰って邪魔くさいのかもしれませんね。
日本の雨は長時間にわたって降り続くので、どうしても外出することもあり傘っていりますが、短時間でやむなら持ってなくても不便じゃなさそうですね。
と言いながらも、タイでもボーサーンみたいな傘以外もちゃんと売ってます。
同じの100円ショップ「ダイソー」。タイでは「210円ショップ」みたいですが、ふつうの傘が売られているので、雨のときに傘を使う人もなかにはいるんでしょう。
観光客は、突然の雨でも傘がほしい!ってなりますもんね。
タイの傘は高いの?安いの?
結論からいえば、日本に比べてたら比較的安いという感じです。
タイで傘を買うには70バーツ、日本円で約250円。
100均で買う傘と比べると高いですが、コンビニなどで売られている傘は500円とかしますので、それに比べたら安いかなと思います。
まぁ日本で売られている傘は海外製が多く、輸入コストが入ってくるのでどうしても日本の店頭で売られる時には値段が上がります。
その分、日本の方が傘は高くなりますね。もちろん、日本製の傘だともっと高いですけどね。。。
ただ、タイでも観光地で購入しようと思うと、上で書いた金額よりも高くなります。その点は、どの国でもいっしょですね。
タイの傘が安くても、タイ人にとってはあまり需要がないため売れないみたいです。タイで仕事をしている外国人がどちらかという買うのかな。
突然の雨でも仕事しないといけないので、雨の中を歩くために傘を買うのかもしれません。
東南アジアの傘の値段は?
ちょっと話がそれますが、東南アジアで傘って需要があるのか。
答えは、ほとんどない、です。。。
雨の中を歩くときは傘よりもカッパを着るほうが多いみたいです。
で、傘はいくらなのか?
国にもよるみたいですが、こんな感じです。
まとめ
タイのボーサーン傘祭りは毎年1月の第3金曜日から日曜日までの3日間。
カラフルな傘が大量に並び、街中は明るくカラフルな街に変わります。タイのチェンマイにあるお祭りなので、観光として一度は行ってみたいですね。