タイ語の文法は基本がわかれば会話ができる!?でも注意も必要!
タイ語の発音が難しいことは前回の記事で書きましたが、そもそもタイ語の文法の基本はどうなっているんでしょうか。これは知っておかないといけませんよね。どの国の言葉でも文法の基本は覚えておかないと会話はできませんから!
前回のタイ語の発音が難しいの記事はこちら。
今回はタイ語の文法のお話。
基本を知っておくことで、片言でも会話ができるはずです!
タイ語の文法
タイ語の文法の基本は、実は日本語や英語と同じ。
主語・動詞・目的語
この並びが文法の基本です。
なので、難しく考えなくてもいいのかなと思います。
肯定文のときはこれでOKですが、疑問文や否定文はどうなるのか。
タイ語の否定文
これも実は簡単です。
タイ語の否定は「マイ」を付けることで文法が成立します。
マイ 〇〇
これで、「〇〇ではない」「〇〇しない」などの意味を持ちます。
「マイ」だけを付けるときは、動詞や形容詞を否定する時に使います。
マイ パイ
これで、「行かない」という意味になります。
名詞に否定の意味を持つ「マイ」を付ける場合はこんな感じです。
マイチャイ 〇〇
意味としては、上で書いたものと同じ。ただ、動詞か名詞かの違いによって否定で使う「マイ」が少し変化する感じです。
ポム マイチャイ コン イープン
これで、「私は日本人ではない」という意味になります。
「ポム」は「私」という意味の単語です。
タイ語の文法の基本として、否定文はこれを覚えておけばOK!
タイ語の疑問文
疑問文の文法も、否定文によく似ています。否定文と同じく「マイ」を使います。ただ、「マイ」を付ける位置が変わりますので、緊張したりして「マイ」の位置を言い間違えると違う意味になるので注意してください!
〇〇 マイ
これで疑問文になります。簡単といえば簡単ですね。
キン マイ
疑問文はこうなります。上の意味は「食べる?」です。
「キン」は「食べる」という意味を持ちます。
「食べる」は他にも「ターン」も同じく「食べる」となります。ただ、こちらは「キン」よりも丁寧な言い回しなので、現地ではあまり使われることはないようです。
ここまでで、「マイ」を前か後ろにつけることでタイ語は否定文にも疑問文になります。
因みに会話の時、主語を抜くことって結構多いそうです。「ポム」とか「クン」とか付けないんですね。
丁寧に「ポム 〇〇」って言ってたら講師の人に「つけなくてもいいよ~」って言われたことで知りました。
自分で言って間違っているところを教えてもらうと、すんなりと覚えることができますよね。なので、恥ずかしがらずに話すほうが、タイ語を覚えやすいです!
タイ語「〇〇したい」
タイ語の文法は、肯定文、否定文、疑問文、これの使い方を覚えていれば初心者はいいかな。
文法のことを書いておいたので、ついでにもう一つ覚えておくと役立つものがこれ!
ヤーク 〇〇
〇〇のところに動詞をいれたら「〇〇したい」という意味になりますが、同じ「〇〇したい」という単語が実はもう一つあります!
アウ 〇〇
これも「〇〇したい」という意味です。
この違いが結構説明するのが難しい!と講師の先生に言われたことを覚えています。
簡単に違いを言うと、
・ヤーク:欲しい
・アウ :いる
という感じですかね。
「ヤーク」は「行きたい」とか「やりたい」時に使います。
「タイに行きたい」という時は、「ヤーク」ですね!
「アウ」はレストランの注文とかで「何かいる?」みたいなときに使います。
うまく説明できていませんが、使い分けはそんな感じになります。
タイ語に過去形や未来形はある?
文法の基本で日本語や英語では、過去形や未来形ってありますよね。
日本語なら「~でした」で過去形ってわかりますが、タイ語にこういった使い方はあるのか。
講師に聞いたら「ない!」ってはっきり言われました!
ということは、学生の時に英語の文法を覚える時に苦労した「過去形」「未来形」がないので、一つ覚えてしまえばそれだけでOK!これは楽ちんですね!
でも、どうやって過去の話や未来の話ってわかるんでしょうか。
現在も過去も未来もいっしょならわかりにくいような気がします。。。
聞いてみたら、単語の組合せで判断するそう!
わかったようでわからない気もしますが、基本的な文法の形と単語を覚えてしまえば会話は成立する感じです。
まとめ
今回はタイ語の文法の基本を書いてみました。
文法さえ覚えれば、日常会話をしようと思えば簡単にできそう。
でも、文法を覚えても難しいのが発音。。。
文法を覚えて質問しても、発音が違って通じないことがあります。。。ここがレッスンを受けていても毎度難しいなぁって感じます。
でも、文法も分からなかったら、そもそも会話自体できませんからね!
タイ語を勉強しようとしている人は、まず基本的な文法を覚えておくと役立ちますよ!